いよいよ寿命が来たか〜サイコン2000kmの壁〜
ゆるいポタリングでも、トレーニングでもツーリングでも、もちろんレースやサイクリングイベントに必要不可欠なガジェットと言えばサイクルコンピューターです。
サイコンはリアルタイムで速度がわかるスピードメーターとしての役割以外にも、走行距離や平均時速、純走行時間、総走行距離などがわかります。
私のサイコンはこちら。
AXACT 9W WIRELESS
3,500円(税抜き価格)
重量17g
平均速度、平均走行速度、最高走行速度、走行距離、総走行距離、走行時間、12/24時間表示、オートスキャン、消費カロリー
以上の9つの機能がついています。
走行速度と走行距離、消費カロリーさえわかればいいと思いシンプルな機能の物を選びました。
しかし、しまなみ海道縦走中に故障しているのではないかという異変が起こり今治駅のGIANTストアに相談したところ、【元々の不具合】の可能性があるとホームストアへ連絡してくださいました。
後日サイコンを持ってストアへ行くと、すみやかに交換してくださいまして現在は2代目となっております。
交換時の総走行距離は約2000kmでした。
くそっ!2000km走った思い出と手応えが消えてしまった!
と失った2000kmを取り返すように走りましたが、しばらくするとそんなことも忘れてしまいました。
しかし、このサイコン。
2代目もいよいよ末期です。速度表示がされなくなりました。
2322kmか…。゚(´つω・`。)゚。
センサーの不具合かとあれこれ調整し、さらに電池の交換も行なってみたのですが変化なし。
今月は忙しくなかなかストアへ赴くことができないため、今しばらくこのままとなります。
サイコンはモチベーションを上げるため非常に重要なガジェットです。
同じコースを走るたび速度が上がっていれば成長を感じる事ができます。
思えば遠くへ来たものだと走行距離を見て楽しむこともできます。
消費カロリーを確認して何を食べようかなと思案することができます。
とにかく、数学嫌いを自負していても数字という動かぬ証拠は多くのプランを考えるためのソースとなり、文系かつ感情で意思決定しがちな私にとって必要なものなのです。
困ったなぁ、と思ってはいるものの実はもう一つ予備のサイコンがあるのです。
そうです。
アレーに付いてるやつです。
アレーをお譲りいただいた時の付属品の一つです。
●車体
●サイコン
●ブリヂストンのフロントライト
●ミノウラのメンテナンススタンド
●サドルバッグとレインカバー
●替えのチューブ
が込みになっていました。
そのサイコンが
CATEYE PADRONE
■大きな文字表示を大画面で実現。シンプル操作のアナログワイヤレスコンピュータ
■コンピュータ表面がモードボタンとなる「クリックテック™」
■本体の電池交換時期を知らせるバッテリーアラーム機能
■シンプル操作のオートスタート専用モデル
■コンピュータの設定変更がわかりやすい「メニュースクリーン」
■装着・調整が簡単でフロントフォークと一体感のあるワイヤレスセンサー
■ステムやオーバーサイズハンドルバーに手早く確実に固定できるフレックスタイト™ブラケット付属
■個別にスタートストップできる「ストップウォッチ」搭載
2014年グッドデザイン賞受賞。
確かにグッドデザインです。
6,000円くらいするのですね。この記事を書かなかったら調べもしませんでした。これは良いものだろうと思っていたけど、やはり良いものでした。
しかしですね。
PADRONEにはあわよくばフィットネスを求める私に必要不可欠な消費カロリー自動計算機能が付いていないのです。
これは途中で何かおやつを食べてしまったら計算がわからなくなって、えーいどうでもいいや!と好きなものを好きなだけ食べてしまいます。
クオリティはやはりCATEYEのサイコンの方がいいですが、同じシンプル機能ならばAXACT 9wの方に軍配が上がります。
それは私の方向性にマッチしており、価格も40%オフぐらいでリーズナブルです。
付属品だったので実質無料であることは置いといて。
とりあえずストアに行けないうちはしょうがなくCATEYEのサイコンをあっちやこっちに付け替えて対応するとして、憧れのサイコンについても物欲丸出しで言及しておこうかなと思います。
やはり、憧れのサイコンといえばどちら様もガーミンのサイコンでしょうか。
ガーミンサイコン↑雑にAmazonで検索。
もともとはマラソンが趣味だったので、ガーミンのGPSウォッチを6年ぐらい使用しています。
一度不具合がひどかったので、オーバーホールに出しましたが幸い無料の点検のみで元気になって帰ってきました。
程々のデジタルアナログ感がレトロで素敵。
ガーミンの心拍ベルトも持っており、時計と同梱されていたドングルは使用しておらずずっとペンケースの中で消しゴムのカスだらけになっていたのですが、zwiftをする時に活用されるようになりました。
埋もれていた良いものたちが才能を遺憾無く発揮できる環境になりました。
GPSウォッチはサイクルモードに切り替えてもロードバイクのスピードにはついてこれてない感じがします。
それこそ時計が悪いというわけではなく、6年という経年で専用サイコンが性能を超えてきたということに他ならないのだと思います。
なぜなら、それがガーミンだからです。
ランニングでしたらほぼ誤差はありません。スピードに関しては怪しい部分もありますが、ことさら距離に関しての正確性はガーミンならではの信用できる部分です。
さて、他の方のブログでガーミン買おうと思うって方の力になれたら幸いです的記事を発見して参考にさせてもらいました。
ガーミンサイコンを実際使用していないので、どの品番のものかに関わらず情報を自分なりにまとめました。
①何より値段が高いのがガーミンの製品
GPSウォッチもそうですが、ガーミン製品はいちいち高いです。
だからこそアプリ課金でスマホデバイス活用派の方も多いのだと思います。確かにお出かけする時にスマホは必ず持って行きますから荷物にならないです。
個人的には「餅は餅屋」というポリシーがあるので、ガジェットやサービスに関わらずとも信頼、信用のある専用の製品を購入し使用する事が最も費用対効果が高いのだと思います。
そして、どうせお金は余っているわけではないので欲しいものが決まってからどのように資金調達するかなどの計画を立てていこうと思います。
伊達に会計士の先生の弟子ではありません。
師匠の本面白いですよ。
読んでみて下さい。私はポジティブ貧乏です。アハハ!。゚+.( °∀°)゚+.゚
②地図がでる
方向音痴なので助かる。これは本当にどれだけ準備しても初めての場所には遅刻してしまいます。
もしかして脳欠陥があるのかなと思うぐらい病的に
・1人で
・初めての場所に
という条件では約束の時間に間に合う事は難しく社会で生きるのが厳しいのです。
今は事前に何度も足を運んで確認するという方法を取って対応していますが、それが例えば新幹線を利用しなければならない遠方だと下準備ができずビジネスでもプライベートでも大きくアドバンテージを失います。
地図が出てナビゲーションしてくれるとなれば鬼に金棒(私は非常に強い癇癪持ちなので鬼嫁かもしれませんが、夫はいつもニコニコしていますよ)です。
③勾配がわかる
助かる。
zwiftのトレーニングでは勾配がわかるようになっているので、数値を見て0%程なら重め、3%程まで上がったらギアを変えず脚力だけで20Wぐらい上乗せして勢いをつけて慣性がかかる前にギアを軽くして6%台の坂を登るイメージでトレーニングしています。
地図が理解できないのと同時に私は立体空間も理解できないのです。
坂道を見ればどれぐらいしんどいのかわかるでしょと言われてもわからないです。ギアで登る技術はzwiftで訓練しています。
見れば2Dビジュアルでわかり、数字でもわかれば無茶な走りをしなくて済みます。
④心拍コントロールができる
集中すれば数値で見なくても心拍コントロールはできますが、これ以上上げないでというアラートがあれば不要な疲労をしないで走り切ることができます。
見た目によらずスポーツ心臓なので、万が一心室細動で死ぬかもしれないと専門医で検査した際、あなたすごいですねぇ、トライアスロンやったらどうですかと先生からトライアスロンを薦められました。
おそらくきちんと心拍コントロールを自分のものにできれば、遅咲きのランドヌール間違いなしでしょう。心臓の権威お墨付きです。
なんで簡易検査ひっかかったのかと言うと、胸郭の2/3を占めるほどの巨大な心臓が胸部X線で発覚しました。
当時は毎朝10kmの走り込みをして会社に出社し、昼休みには2kmのジョギング、夜はスポーツジムで3時間有酸素運動とマシンで筋トレ、週に一度はパーソナルトレーニングをしていました。
つまり、鍛え上げられたムキムキの心臓です。
現在はハイパーメディアフリーランスクリエイターワイフとして楽しく生きていますから、身も心も心臓もふわふわ柔らかく甘くジューシーな感じです。
体重が増えたのでマラソンは膝に悪いのであんまりやりたくないです。
膝のためにもあと5kg減量できたら走ってもいいかなと思います。
という感じに、ふわっとサイコンについて取り巻いている心の中を書いてみました。
結局、自分が好きなものを選べばいいというのは趣味に関わる全てのガジェットやサービスに共通していきます。
もしAXACTを泉に落として、泉の中から女神が現れて
「あなたが失ったのはガーミンのサイコンですか?それともあの頃のスリムな体ですか?」
と言って来たら
「スリムな体です」
と答えてソリッドホラームービーSAWばりのおしおきをされてしまいそうなぐらい、実は緊迫していません。
しゃーなし、AXACTだめでも年内くらいはCATEYE使います。