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歴1年未満の初心者ロード乗りが鈴鹿エンデューロ秋2017に参加してきた〜走行ログ編〜

歴1年未満の初心者ロード乗りが鈴鹿エンデューロ秋2017に参加してきたシリーズ第4弾、やっと走行ログ編です。

 

クソ初心者で初参加の走行ログなんか参考にもならんわ!と思わずに、優しい気持ちで読んでくださると幸いです。

あなたもたくさんの初めてを積み重ねてここに来ていますよね。

 

私はあなたの黒歴史を絶対に笑いませんよ。

 

それでは、忘れない内に記憶に固着すべく書いていきましょう。

 

実際に走ってみたコースの簡単な感想。

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こちらがF1のコースマップ。鈴鹿サーキットと言ってイメージするコースです。

F1の進行方向とは逆向きに走りました。

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まず、開始時間に間に合わず遅れてスタートした愚かな我々夫婦はピット側から本流に入ります。

 

《スタート付近》

緩やかな上り坂は段々と傾斜の強い上り坂に変わっていきます。

 

シケイン

シケインまでの上り坂が非常にしんどいです。私は上り坂が異常に遅く苦手です。

平坦を永久に走るのは得意なのですが、ヒルクライムは体重が重くてしんどいからと避けていた結果がこれです。

私以外にも多くの参加者の方々が苦しそうにしていました。

大渋滞です。

 

《西ストレート》

シケインを過ぎるとやや平坦かと思いきや脚も疲れているし、足取りは重いです。

緩やかに下っていると説明はありますが、強風のため押し戻される感覚がありスピードが乗りません。

 

《スプーンカーブ》

上り坂。ちぎれます。車なら走っていてけっこう面白みのあるコースかもしれませんが、自転車なら上り坂でスピードをギッタギタに殺されてからの平坦です。

zwiftでもっとワークアウトしておけば良かったと思わされる、W(ワット)コントロールが必要な場所でした。

 

《ヘアピンカーブ》

事故率が高かったです。実際目の前で転倒しているのも目撃しましたし、通るたびに路面に転がっている人がいるような状態でした。

怖かったので他の参加者に聞こえるぐらいの声の独り言

 

「怪我なく事故なく安全第一!」

 

と言いながらコーナーに入っていました。

周りの方はビクッとしていましたが、私も死にたくないので必死です。

転倒した方は放心状態で座り込んでいたり、完全に車体の下に入っていたり、2人で倒れていたり様々でした。

次は我が身という恐怖を感じました。

 

《25R〜デグナカーブ》

下りです。楽しい楽しいダウンヒルです。

超過スピードでバイクのコントロールを失うおそれがあるので、安全に気をつけて走ります。

カーブではインコーナーを攻める上位選手との接触をしないように注意しなければなりません。

 

ダンロップカーブ〜S字コーナー》

ここもダウンヒルです。

下りは脚が休まって快適です。気温の低さと強風がなければ最高に楽しかったと思います。

実際は、タイムを縮めるために高速走行する参加者による危険なバイクチェイスが起こる緊張感あふれるコースです。

ここで十分スピードを出してホームストレートに入らないと上り坂が苦手な私にはキツかったです。

 

《ホームストレート》

緩やかな上り坂。と思ったら、けっこうな斜度のある上り坂。

本当にここは嫌なコースです。

 

所見とか反省

①そもそもスプロケットに失敗があった

モリコロレースの時にスプロケットを32tから25tに交換しました。

モリコロパークのコースは何だかんだ平坦がメインで、周囲が森になっており風もあまり感じなかったため25tスプロケでも下りのスピードを利用して勢いで坂を登ることができていました。

 

鈴鹿サーキットは不思議なことに追い風以外の角度からくる強風に晒されっぱなしで、思っていたよりも坂道ばっかりだったという印象です。

 

32tスプロケにしていれば、もう少し戦えたかもしれません。

25tに替えてから確かにストレートでのスピードが出るようになりましたが、めっぽう上り坂に弱くなっていました。

ギア比によるサポート効果は戦略の1つだったと思います。

 

②練習不足

これは当然です。私は勝ちたいから頑張るという気持ちは皆無なのです。

自転車に乗ると楽しいから乗るのです。少しは恥ずかしくない走りをしなきゃと思い、多少練習しましたが悪天候続きでだるだるの走り方でzwiftを多少回した程度で臨みました。

想定では、週3回は60kmくらい外を走り回るつもりでしたが時間のある日をめがけての雨が多かったです。

 

③ダイエットしたらパワーがなくなった

なぜか体重を落としたらパワーがなくなった気がします。

そうは言っても「それで痩せたの?」って感じの見た目ですが、【底なしの体力】という感覚はなくなっていました。

体脂肪率は測っていないですがかなり落ちていると思います。

そもそも体脂肪をエネルギー変換する効率が良くない体質なので、体脂肪を落としたところであまりパワーに影響はしないとは思います。

しかし、体が軽い分体重がペダルに乗っていたとすれば理由になるかもしれません。

体重を乗せるペダリングというのがあるらしいので練習しないといけませんね。

 

④寒かったから

寒かったから頑張れなかった。

寒いのがかなり苦手です。心拍数が少ないので体温が下がると死にそうになります。

末端が冷えやすく、手足の感覚ー特に足の感覚がなくなり痺れて動かない状態でした。

踏み込む力が逃げるので引き足で回す状態になり、脚が終わるのも早かったかもしれません。

 

ここからは夢の話です。

じゃあどうだったら良かったのか。

天気が晴れていて気温が15度ぐらいあったらよかった!

寒いのはとにかくだめ。

夏は熱中症の危険がありますが、水をかぶれば涼しいしハイドレーションパックを背負っていれば背中が涼しいです。

暖かければ筋肉は柔らかくてしなやかで疲れにくいですが、寒いと硬直して動けません。

 

ちなみに服装はこんな感じでしたが寒かったです🔻

※下層から表層に向かっていく感じで書いています。

【上半身】

 インナー モンベルジオラインの通年タイプ

サマーロングスリーブジャージ

ウィンドブレーカー

ウィンタージャケット

レインジャケット

【下半身】

SHIMANOウィンターロングタイツ

レーパン

サイクルスカート→レインパンツ(防風対策)

【足元】

ウォータープルーフソックス

サイクルソックス

シューズ

シューズカバー

 

 

前乗りして前日から近くに宿泊していればよかった!

隣の県とは言え、開始時間は早く受付や準備など余裕を持って臨みたいものです。

やっつけ仕事は良くないです。いくら貧脚でも準備くらいきちんとやって、走ることだけに集中できたら良かったです。

 

ペダルをSPD-SLにすればよかった!

ペダルはあります。シューズもあります。クリートも付けてあります。

 

練習ができていません!

 

 SPD-SLを履いて室内トレーナーで練習したりしていましたが、固定力の強さに実戦投入する不安がありました。

本来ならこのレースのために揃えたものです。

ペダルを替えれば良かったと思う反面、事故現場を目撃したり最終的に疲れ切ってふらふらになりましたので、現状替えなくて良かったとも言えます。

 

と、これだけでも十分レースに向けたアドバンテージを確保できたような気がします。

 

次回、鈴鹿サーキットを走る大会に出場する場合はまずスプロケットは絶対32t。

サドルバッグは外します。サドルバッグの中にバイクロックと替えのチューブ、タイヤレバーを入れていました。

チューブとタイヤレバーは背中ポケットに入れます。

 

人様のブログを読んで準備したり勉強したつもりになってしまいますが、百聞は一見に如かずというようにやはり自分が体験して失敗したりうまくいったりすることで識っていくのだと思います。

 

私の記事もまた、初心者向けのリアルな世間話として万が一誰かの役に立てればいいなぁと思います。

 

自分が書きたい事を書いているだけなので、悪口さえ言われなければそれでいいです(´-ω-`)

悪口言う人には、走行レーンの右側に吸い込まれて先頭集団に飲み込まれてメタメタにされる呪いをかけておきます。