頑張ることが好きな人だけ頑張ればいい
頑張らなきゃいけないは虚妄
いや、そろそろ自転車乗れよって思いますよね。
風邪なのか身体中が妙に痛いのでじっとしています。インフルエンザのワクチンもまだ見つからないので、インドアな脳内記事を今日書いていきます。
私は元来頑張るのが好きな人で、息切れするぐらいがアドレナリンが出て「生きてる!」と思える、一種の精神的マゾヒストとも言える。
自己犠牲に快感を得て、いい人であることや誠実であることで自己肯定感を感じていたのかもしれません。
しかし、それは大人になると搾取の対象であって生きづらさを感じている人の中には同様の人もいると思う。
頑張るはとても都合のいい言葉で、頑張って!とか頑張ろうねはお国のために死ねに近い気がする。
お国とはつまりは国民一人一人のことであり、領土、領空、領海そして国民ですから、むしろなんとか生きてください。そう思います。
かつては頑張りすぎて爆発してしまい、長いこと双極性障害で脳内トランスした日々を過ごしていたので、頑張るという言葉に非常に敏感です。
だいたいみんな頑張っているけれど、頑張ってない人に限って人を頑張らせようとするからタチが悪い。私の出会ってきた人たちはそうでした。
どうしてもズルい人は必ずいます。戦わないで逃げるが勝ちです。
頑張らなくていいのか
頑張らなくていい。
断言して頑張らなくていい。
諦めそうになった時に、諦めてもいい。世の中にたくさん人がいるのに、なんで自分だけ頑張る必要があるのか。
いや、お前も頑張れよと心の中でつっこんで、解決策を練れば良い。
ただ、リーダーのポジションは諦めるな。諦めないで解決に導いてこそリーダーだ。先頭に立つだけではなく見届けるのがリーダーだ。私はそう思う。
頑張ることよりも問題を解決することの方が大切です。頑張っていこうね、より、1秒でも早く問題を解決しようね、が誰も疲れない傷つかない不平不満のないフラットな状態である。
頑張ろうね、エイエイオーはやめてほしい。
私は頑張るのをやめました。やらなくてはならないことはやり、なるべく楽しく過ごせるやり方を模索するようになりました。
ハードルは高ければ高いほどくぐりやすいという言葉をネットで拾いましたが、いい言葉だと思います。
頑張らせない、楽しませる。
私は塾という体裁のサークルを運営しており、ちなみに新規入会者はメンバーの紹介か私に直接持ちかけられた話で、私が納得した子しか参加することはできない、かなりクローズドなコミュニティを作っています。
クローズドにしている理由は組織力を重視しているからです。言葉は悪いが新参者に散々荒らされるのは困るからです。
元々いる子達を最強に育成するのが私のミッションであり、頑張らせず楽しませるやり方を取っている。
お金儲けでやっていないので別に明日なくなってもいいと思っています。まだ子供たちから解放されないので続けているという感じでしょうか。
メンバーの中には精神的に脆い子や学校でトラブルを抱えている子もいるので、特に組織力を高めるということがいかに勉強以外の面でも彼らに重要かということがわかると思います。
視野を広げ、健全なコミュニケーションを取り、意思疎通し問題を解決していく力があれば、それは強い自信と武器になります。
彼らも彼らなりに、学校という社会で充分頑張って戦ってきている戦士である。未熟だから知識、学力が低いからと舐めてはいけない。
ここは一種の居場所としての機能もあるのです。
人間、お互いに尊重する考え方
人間はそれぞれ人間であって差別されるものはない。
メンバーの中には、勉強はできるが視野が狭くて自己中心的に考えがちな子、総合力は高いが怠惰な面の強い子、勉強のほぼ全てが苦手で自己中心的に考え人を傷つける事も多いが明るく根は優しくスポーツが得意な子、学力スポーツ素行も良いが頭が固く曲がった事が嫌いが故に柔軟に対応できない子、得意な事には集中し没頭するが自分のペースを乱されると大暴れする子、底抜けに優しく人の痛みがわかるがそのせいで自分が犠牲になってしまい生きづらい子など、様々である。
まさに十人十色。
この中でも日々あれこれと騒いでいるが、私は互いに指摘しあい言えなかったらボスである私に報告し、明るみに出たら話し合いチームになっていくという過程を大切にしている。
うるさい時間も、喧嘩も目くじらを立てていない。
彼らはサークルでは頑張らなくていい事がわかり、遊んでいるのか勉強しているのかわからない謎の時間を楽しみに駆けてきて季節を過ごす。
不思議なことに、ほぼ全員が学校でも家庭でもうまくいくようになったという報告がされている。
やはり、みんな頑張っているのだからもうこれ以上頑張らなくてもいいのだ。
余談として、勉強に関してはもっと頑張れよという部分があればそこだけは言っている。子どもはどうしても思考力が大人に比べると未熟で、嫌なことから逃避しやすくそのための嘘を吐くことも多い。それはあるあるなことで、早い段階で解決すべきと考えています。そこに関しては、頑張らせる必要がありますね。
そしてこのチームの特徴は、男だから、女だから、姉だから、妹だから、小学生だから、中学生だから、と差別されることを特に嫌います。
世界的にもジェンダー、人種などの差別は年々と神経質になっていっています。
ここでは互いに得意なことが違う人間という個々の集まりなチームとしており、私を揺るぎなくボスとしたそれ以外はそれぞれが年齢性別関係なくフラットなパワーバランスで違う個性を尊重するように機能しています。
先日「え!女の子なのにそんなことするの!」なんて発言した子が総口撃を受けていました。
女の子だからやっちゃいけないことなんて、おそらく常識的な範囲の世の中にほとんどないと思います。
何度も書いていますが、平成も終わろうとしているのに性別で判断するというのは旧石器時代からやり直した方がいいかもしれません。
もしかしたら旧石器時代でも、その辺の男性より強く野生動物を狩りまくるスーパーウーマンはいたと思いますよ。
みんなが協力すれば頑張らなくてもいい
今の体制になっておよそ一年が経ちました。
当初、準備片付けなどは私を中心に1人か2人しか手伝ってくれませんでした。
子どもたちには準備片付けを手伝うという概念がありませんでした。
出来上がるのを見ていても平気な状態でした。
一年経った今、今度は逆に一人以外は率先して動くようになりました。あと一人はまだみんなが協力しているのを見ていても平気な状態です。
手伝わないのは悪くはありません。やりたくないならやらなければ良いのです。
しかし、自主的に動くようになった子たちはというと不思議と全員学力も向上しているのです。
周辺視野の拡大とみんなでやれば一人の負担が少なくなるという合理性を身につけてきたと分析しています。
物事をどう受け取り解釈するかは本人に任せます。手伝わなければ悪いということはありません。ただ、協力する力という面では少し心配になりますが、もしかしたらこの子はワンマンパワーで乗り越えるタイプなのかもしれません。
なるべく芽は摘み取らないのです。
そして夏合宿も行ったのですが、そこに参加した子たちは合宿以降の学力以外の成長も著しく、頑張ることも楽しむことも紙一重で似ていることに気がつき始めているのだと思います。
合宿の様子。
野菜もたっぷりなご飯。せっせと給食のおばちゃんもやりましたよ\\٩( 'ω' )و ////
11月に発表された国際学力調査で、日本は協力して問題解決する力の部門で世界第2位の結果となりました。
つまり、1人1人戦うよりチームで戦った方が強いのです。その力があるのですから、私はそれを引き出してあげればよいと考えています。
そのために孫子の兵法から軍事戦略についてのゆる学びをし続けている事が役立っています。゚+.( °∀°)゚+.゚
I上官いつもありがとうございます!
つまり、頑張らなくていい
最強のチームこそ和であり、叡智である。
頑張ってますよアピールの人を見るとどうもこうも胸がザワザワするが、頑張らなくていい。
頑張りたいなら頑張ればいい。ただ、目標を立ててある程度見通しながら活動していかないと遭難はする。
時に遭難することもあるが、人生に遭難しないで前に進んでいく事は頑張らなくてもいける。
頑張らない=怠けていいではない。
無理しない=努力しないではない。
そこがわかればずっと子どもでいたいなんて思わないでしょう。
私は子どもに戻るなんてまっぴら御免、大人最高、楽しすぎて笑いが止まらないです。
そんな大人を地道に増やしたいので、ニートの副業で教育職をほんのりやっているという個人的な記事でした。
最終的にはなんらかの象徴と崇められ不労所得ニートになりたいです。
そのためには、なんらかの象徴にならないとですねぇ。
頑張らないと!(๑ ˭̴̵̶᷄൧̑ ˭̴̵̶᷅๑)