来年に向けて久々に機材を見直す。
プロショップとサイクルベースあさひしか行かない私が有名店へ行った理由。
夫がなにやら欲しいパーツがあるそうで。
チャリバカだと、お金もかかるし部屋が散らかるしもうわけわかんなくて家族の理解を得るのが難しいとかいう、ちょっとした恋人同士のノロケ話みたいなロードバイク乗りあるあるを聞いたり見たりすることは良くあることです。
うちは2人で自転車に乗っているのでそういった問題は無用。空気のように自転車がある生活です。
そもそも、私の職業はニートですから夫のお小遣いをしぼったり無駄遣いに口出しなんて前提としてすべきではありません。
好きなものは手に入れて、気持ちよく毎日働いて来てもらうのです。夫婦円満、家庭円満、それは不満なく幸せなことです。
ランニングコストではなく、ランニングペイ発想にすることが秘訣だと思います。
さて、珍しいことです。
夫がパーツが欲しいと言うのです。
夫はコスパが良ければデザインは気にしない、こだわりも特にないというタイプです。
あまり物を欲しがらず、欲しい物も中古でよくて、目立ちたがらず、用を足せればそれでよい究極の合理主義者です。
なので、欲しい物があるならどうぞという感じでのこのこ名古屋へ出かけて行きました。
出来てから1年程度の新しい長久手のイオン近くのコインパーキングに車を停め、ロードバイクを組み立てて市街地へ走って行きました。
目的地はこちら。
ロードバイク、パーツ、ウェアが色々そろう有名店Y'sロード名古屋店。
真っ直ぐ真っ直ぐ走って、ちょっとだけ曲がって片道20km弱で到着です。
そして、お目当てのものはこちら。
楕円ギア
おそらくですが、夫も夫でスズカエンデューロを走って思うところがあったのでしょう。
お店の雰囲気は、なんだか敷居が高いような接客が冷たいようなそんな感じでした。
プロショップの接客が良すぎて恐縮してしまうレベルなので、そこと比べてしまうのは酷かもしれません。
色々なメーカーのロードバイクや、別棟?にクロスバイク館やウェア館もあり、ウィンドーショッピングするのに楽しい感じのお店でした。
私がショーケースに入っているDura-Aceのコンポーネントに見とれているうちに、夫はトレーナーに固定されたバイクで楕円ギアを試していました。
促されるままに私も楕円ギアを試してみました。
楕円ギアを試してみた感想。
ワイズロードで試した楕円ギアはアウターにセッティングされていました。
感想アウターで回しているのに軽い気がする
変速してみるとアウターなのに軽い気がしました。
不思議なことにペダルを回す一回転の内に2回軽い部分があるのを感じます。
インナーギアからアウターギアに変速したのに何故か回る、不思議感覚です。
イメージ図
こんなんでわかるかっていう問題はさておき。
確かに、真円ギアに乗り慣れている私には妙な感じがしました。
ローラーで試してみても実際乗ってみなきゃわかんないです。しかもフレームサイズは大きめで、そもそもポジションが違うという違和感に加えての楕円ギアのインプレなんて正確であるわけがありません。
サイクルスポーツか何かの雑誌でも、数ヶ月内に特集記事が組まれており、クリス・フルームも楕円ギアを使用しているとのこと。
そう言われると、欲しくなってくる気がします。
夫は楕円ギアに対してかなり好意的に考えている。
好意的な理由①
値段が安い。インナーギアの交換が約8,000円で費用対効果が高いと見ている。
ヒルクライムがロングライドレースを制するのだから、取り外しが容易な機材なら試してみてもよい。
好意的な理由②
どうやらグランフォンドに参加する気になっているようだ。
ろんぐらいだぁす!とコラボをしているグランフォンド小諸の開催がまたまた決定したという情報を得ているので、これはチャンスかもしれない。グランフォンドに出たいと推そう。とりあえず、未完走賞でも構わない。走ることに意味がある。
好意的な理由③
合わなかったら直ぐに取り外し交換ができるパーツであること。
基本、夫は自分で調べながらコツコツとやっています。インナーギアから試してみたいと思っているようです。
だがしかし、私は楕円ギアに対する懐疑心がある。
いや、本当か?
そんなちょろっと試しただけで本当に良いと言えるのか?
そもそも夫は高ケイデンス軽いギアで走るタイプ、私は低ケイデンスギアの重さで走るタイプです。
走り方が違うので、どうかなという疑いを持っています。
気になって後から調べてみたところ、多くの楕円ギアは高ケイデンスで走る方に適しているようでした。
しかし、低ケイデンスで走るタイプに向けた楕円ギアもあり意外とちゃんと選べるようになっていました。
あとは、見た目が嫌。
以前の記事でちょろっと書きましたが、まず楕円が嫌。真円の方が美しいし、綺麗だし、かわいい。
何より私はSHIMANO信者なのでSHIMANO以外の機材に対する強い不安感を持っています。
そういえば、例のハマイチの誰かのギアが楕円ギアだったような気がしています。
やはり、使っているんですね。
あずみのセンチュリーライドに参加することを射程に入れて、楕円ギアの導入を検討する。
夫は買う気満々だったのですが、合う商品がありませんでした。
そしてワイズロードでは、アフターサービスとしてパーツの取り付け作業を受け付けているため、多店舗で購入した車体に対しての取り付け作業は受け付けていないと言われました。
商品は売るけど、自分で付けるか他所で付けてって感じです。
不具合が出たりすると保険がきかないのでどうのこうのと説明されました。
あまりそういうことを気にしたことがなかったのですが、やはり何10万円という高級バイクもあるわけですからセンシティブな問題なのかもしれません。
確かに私も車体を購入したショップとその全国各地にある支店しか信用していないフシがあります。
つまり、私の方も初めて来たわけですし、ワイズロードを信用していなかったのでお互い様のやり取りでした。
夫は非常に残念そうでしたが、実際に楕円ギアを試したのでAmazonなどで購入して自力で取り付けするかもしれません。
私がもし購入したら、のこのこショップへ出かけて行くと思います。
SHIMANOの美しいコンポーネントのバランスが崩れてしまうのは、走力が上がるよりも耐え難い気持ちがあります。
しかし、来年こそはロード歴2年目になりますからあずみのセンチュリーライドに参加したいという意識が強くなっています。
機材の見直し、8時間で160kmを走りきる走力など色々な問題があります。
楕円ギアも執筆日の昨日の今日で決意は出来ませんが、今後検討すべき機材かもしれません。
スズカを8時間で17周しかできなかった私が、8時間で160kmを走ることはできるのでしょうか。
グランフォンドも130kmぐらいだったかと思いますが、ヒルクライムで130kmと考えると不安しかありません。
今後も時々、ロードオブあずみのセンチュリーライドとして色々考えたり試したりしてみたいと思います。