断捨離によって大きくライフスタイルを変えた話②
強制的に始めなければ片付けは始まらない
永久凍土的に不用品に囲まれている生活に慣れている場合、強制的に事を起こさなければ永久凍土は維持されていきます。
その根拠は私です。
前回の記事で、収納ケースを買い替えたことをきっかけに、中身を精査し処分したり必要な物に入れ替えることができました。
今回はその続きについて書いていきます。
本丸はやはり自分の洋服だった
部屋が散らかっている本丸は洋服です。
趣味やライフスタイルが変われば当然着る服も変わります。太ったり痩せたら服が増えます。
洋服という形をしていても、ボロボロだったり汚れているものもあればタグが付きっぱなしの服もあります。
前回の記事で触れたように、我が家は住宅規格が古すぎて便利グッズ押入れ収納のサイズが合いません。
ギリギリいけるか?と購入した押入れ収納のサイズが合わず、それ自体が不用品になってしまったことは数え切れない程あります。
しかし、どう考えても押入れ収納を工夫する事が整頓へのクリティカルな方法だと考えました。
前回浮いた夫の服を入れていたメタルラックを押入れに入れてみましたが、高さが合わず奥行きを利用することができません。一旦保留することにしました。
押入れ収納を変えた
こうなったら押入れの仕切り段を破壊してクローゼットにDIYしようかと、全力で拳を振るったり攻撃を食らわしたのですがビクともしませんでした。
夫に話したら、さすがに古い建物だけど破壊はしないでくれと言われ頭を使い直すことにしました。
とにかく我が家にはハンガーラックが多く、5本はありました。
それは押入れをなんとかクローゼットとして利用したいという涙ぐましい努力の果てに集まったものです。
「何故測らないの?」と思うでしょうが採寸はしています。しかし合うものがなく、「まあ、なんとか使えるんじゃないかな?」という曖昧な考えがサイズミスを引き起こしてきました。
なんとか使えるで使えた試しがありません。規格が古すぎるということは、既製品で便利に問題解決する事ができない取り残されたオーパーツなのです。
なんとかならんかなと、収納ケースを購入する際にアジャストできる押入れクローゼットハンガー棚付きというものを発見し嬉々として購入しました。
なんとサイズがピッタリだったのです。
しかし、届いて組み立ててみるとサイズはピッタリなのに謎の天袋的な上部の棚板が邪魔して奥に入れる事ができずアンバランスな状態でラック部分に洋服を掛けると重みで倒れてくる状態でした。
さすがに腹が立って、棚板にぶら下がって全体重をかけてこの原理で破壊しようと試みましたが私の全体重でも破壊できない日本の建築技術の高さを見せつけられました。
仕方なく、手をつける予定ではなかったリビングの押入れにその棚付きハンガーラックを入れることにしました。
リビングの押入れ前には元々低めのハンガーラックがあり、アウターをかけていつでも出かけられる感じになっていましたがとても邪魔でした。
用途的にも動線的にも合理的だったのでOKと思えたのですが、問題はその押入れにはカラーボックスが3個縦と横になってぎっしり本類、紙類が入っていました。
紙類との決別
カラーボックス①縦置き
今更読まれていない夫の漫画、本、私の高校時代文化祭の演劇ビデオ数本、出会い別れの思い出寄せ書き色紙、写真
カラーボックス②横置き上
ビジネススクール時代のレジメ、ビジネスアイデア書き溜め等紙類、卒業文集、卒業アルバム、コンビニのシールを集めてもらう食器類、使いかけや新品のノート、落書きしてうまくかけたからととっといたイラストの紙、過去の手帳、電化製品の空き箱、カセットコンロ、結婚式で使った巨大なキャンドルetc
カラーボックス③横置き下
引き出しの中に大量のポケットティッシュ、コンタクトレンズのストック、よくわからない小物、AKB48オタ時代の応援グッズ、ゲームの箱
とりあえず棚ごと全部出しました。
心を叩いてどんどん捨てていく
わかりやすい要らないものを先に捨てていきます。描いたイラストはいりません。
作品が欲しいのではなく描く過程が欲しい場合、つまり作業自体に意味を求めている事が多いのでパッと見てどんどん捨てます。
前社に勤めていた時の給料明細も源泉徴収もいりません。
手帳もプリクラの部分だけを残して全部捨てました。
空っぽになった押入れに棚付きハンガーラックを入れて、棚にティッシュやカセットコンロなど明らかに必要な物を詰めていきます。
床に適当に置いておいた訳あり(祖母が認知症になりアル中みたいにあるお酒を朝から夜までずっと飲んじゃうから避難させられた。欲しい人いたらあげますよ。これもいつか書くかもしれませんが、独立別居していても母親の負担の大きさを憂いて本気で悩みました…)の、マタタビ酒と梅酒の瓶も押入れに入りました。
ラック部分には、押入れ前に設置していたハンガーラックに掛けていたアウター類を収納しました。
リビングが広くなり動線が快適になりました。
うむ、よき。
しかし問題は、寝室の押入れをクローゼット化できていないということです。
捨てたもの②
紙類
元々壊れたまま使っていた台所のゴミ箱
購入したもの②
押入れ収納棚付きハンガーラック
分別ゴミ箱
浮いたもの①
カラーボックス茶色
カラーボックス白
カラーボックス白(引き出し付き)
メタルラック