つーる ど 日常茶飯事

自分軸な自転車や趣味のログ。

断捨離によって大きくライフスタイルを変えた話④

大型の物が減ると一気に部屋が片付く

前回までは、とにかく押し出し式に一箇所片付くとそれをスライドするために次の場所へ移動していくというようなやり方でした。

不用品が出るたびにごみ処理施設へ持ち込み、その都度部屋の中から物を無くしていくようにしました。

 

不用品を分別しても家の中に置いておくと、必ずそれが永久凍土になり場所を取ったままになっていきます。

特に前回布団類を処分したことによってさらに大きく空間を確保することができました。

心のモヤモヤ、見えない未来への不安を溜め込んで心の病を長く患ってきたこの15年余り。その場しのぎに今日をやり過ごすと同時に溜め込まれた不要品との決別は分水嶺と呼んでも大袈裟ではないように思えます。

さて次に取り掛かりますはこちらも本丸と呼んでもいいであろう書籍の処分です。

 

書籍という物質は必要なのか?

答えはYESでありNOでもあります。

夫は現在週刊漫画雑誌以外は完全に電子書籍に切り替えています。

私も一部電子書籍に切り替えましたが、どうしても本という物質文化に慣れ親しんでおり割り切ることができません。

本棚が重みで破壊される程の本持ちでしたが、心を入れ替えて処分していくことにしました。

 

サイン本、好きだから残したい本、まだ読んでいない本は残し、それ以外は手放しました。

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昨年春頃から脱アイドルオタク活動をしていたのですが、今回は残していた写真集や恋愛ゲーム、CDなども手放しました。

バリューブックスさんという会社を利用して、家まで引き取りに来てもらい査定後振込という在宅で全てが完結するサービスを利用し簡単に処分することができました。

 

査定額は約230冊、査定可能な本は190冊程で6000円くらいになりました。

手放してから2週間以上経ちますが、特に後悔がなかったので物質はやはり不要だったのだと思いました。

 

これにより、本棚として使っていた奥行きが浅い2m程の高さの棚が浮きました。

いよいよ、物置として使われ始めた書斎の手入れになります。

 

物置と化した魔境に突入する

書斎は元々デスクがありミシンが設置されています。裁縫をやったりパソコン作業をやるために作られていたのですが、ロードバイクが3台突っ込まれておりそもそも室内に入る事が不快な部屋になっていました。

ちなみに玄関前にも一台夫の街乗りロードバイクが停めてありました。不法に停めているこちらが悪いのですが、玄関前に移動され玄関の扉がつっかえて家の中に閉じ込められたことがあります。

そんな日に限って夫のスマホは部屋の片隅から着信音を発し私を絶望のどん底へ突き落とすのでした。

現在はさすがに自転車置き場へ移動しましたが、その日に帰宅して涙ながらに語る私を見た夫は楽しそうに笑いました。

 

書斎が魔境たる所以

まず、ロードバイクが3台あります。一台は縦置き、二台が横置きです。

そして使われていないダイニングテーブルセット。その卓上は生地が積み上げられた物置に成り果てました。

奥にはかなりしっかりしたアウター対応のハンガーラック。こちらもぎっしりと詰め込まれていて何が掛かっているのかわからない状態。

その横、入り口すぐのところに夫が脱ぎ捨てた服やリュック、出張用のカバンなど。

ロードバイクのパーツの入ったダンボール、スペアのタイヤやホイールが立てかけられている。

とにかく足の踏み場もない状態でした。

 

物質に溢れ返っていてどこから手をつけていいかわからない状態でした。

魔境崩し第一歩

浮いた本棚を魔境に設置することにしました。2mの高さがあるということは、かなりの収納力が期待できます。

ロードバイクスタンドをもう一台購入し、縦置き二台にすることで上の空間を利用していくことにしました。

 

イメージ図

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before

 

ちなみにデスクの上にも処分予定の本や自転車のパーツが山積みになっていました。

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 after

わかりにくいですが、本棚として使用されていた棚に布類を書類整理用ケースにいれて本棚のように立てて収納したり、ロードバイクのパーツをケースに入れて収納、バッグ類やまさかの長靴なんかも棚に収納できてしまいました。

散らかっていた夫の服も仕分けして引き出しに仕舞いました。

 

ぎっしりのハンガーラックも、二箇所に増設された押入れハンガーラックに分散収納することができたため丸々1本空けることができました。

ついでにスーツをクリーニングに出して、仕事で会食や出張が増えてきた夫の「そう言えば」に1秒で対応できるようになりました。

 

今後の問題は処分待ちコーナーの分別です。

手放すには捨てる、譲る、売るの三種類があり、どの手段を選ぶか意思決定する作業がまだあります。

 

処分しなかった本の収納場所を忘れていた

処分しなかった本がリビングの隅の方に低く積まれっぱなしです。

漫画類や裁縫系の本はデスクの上にブックエンドを立てることできれいに収納することができましたが、それ以外の本がまだ溢れていました。おそらく60冊程です。

どうしようかなと思いましたがテレビ台が伸縮調整できるデザインなので、 縮めてできた隙間に浮いていた最後のカラーボックス白を縦置きすることにしました。

 

下二段はサプリメント、コード類の収納に使ったので上一段だけ使用しましたが入りきっていません。

読むだけ読んで納得したらまた処分して本を減らしていこうと思います。

 

大まかに片付けたのはこんな感じです。

細かいところで言えば、よくわからない細々とした物は大量に捨てました。壊れた小型家電とかそういったものです。

メルカリアッテもデビューして、大学入学の時に購入した大型の鏡を手放したりもしました。

1000円で販売してみたのですが、お渡しの時に3000円渡されそうになり一瞬呆然としましたが1000円だけきっちり受け取ってきました。

3000円の価値を見出してくださったことに感謝し、気持ちよく手離せました。ここまでくると、高く売りたいとかではなくなんとか気持ちよく納得して手離したい一心になってきます。

 

大断捨離で得たものは何か

圧倒的なまでの無駄な物を減らすことで部屋が広くなっただけでなく、今の自分に合った生活を手に取ることができるようになりました。

 

暖かく快適に眠れる寝室、暖かい部屋そのままで身支度メイクまでできる快適な動線。

過去に好きだった物と今好きな物の明確な判断によって、心地よい空間に変わっていきます。

そしてなによりも欲しかった⚫︎⚫︎を手に入れました。

 

これは秘密です。

 

これを手に入れたことで、私のライフスタイルは大きく変わりました。おそらくこのことにより、引っ越しする日が具体的に近くなり新しい生活が始まる予感がしています。

その時まで手に入れた⚫︎⚫︎については秘密にしておくつもりです。

引っ越しが終わったら⚫︎⚫︎についての記事をたくさん書いていくだろうと思います。

 

家の中で隙間を空けるということは、その隙間に新しいものが入る余裕ができたということです。

そういう意味では、手放していく作業は得る作業とも言える気がします。

 

次回は、断捨離の断の難しさについての体験を書いていこうと思います。

捨てたもの④

書籍類

ゲーム、CD、アイドルグッズ

 

購入したもの④

収納用樹脂ケース類

カラーボックス用ケース

洗面台横小型ラック

縦置きロードバイクスタンド