森道市場2018行ってきた
森道市場2018に行った
実はここ数年、毎年外から見ていました。
つわものどもがゆめのあととか言いながら、参加者の皆さんを見るのが趣味という、つまり出歯亀です。
踊る阿呆と見る阿呆なのです。
それを何週間も前から今年も楽しみにしていて「森道行く人見に行こうね!」と変な楽しみ方していたら、夫が2日目のチケットを購入してくれました。
私は耳を悪くしてから音楽が聴けなくなってしまったのと、大きな音や騒然とした環境が苦手になってしまったのですがせっかくなので楽しもうと準備しました。
どうせならベテランぽく擬態したい
フェス(?)的なものに行ったことがないのですが、会場となるラグナシア蒲郡界隈は庭です。抜け道から獣道まで自転車で走りまくっています。
そして無駄に毎年外からイベントというイベントをたくさん見ていたので客層もなんとなくわかっています。
交通事情を考慮してロードバイクで自宅から自走していくことにしました。
あと、お酒も飲みたかったので。
擬態するというのは外見のことです。どんな趣味ジャンルにも圧倒的なまでにそのジャンル共通の雰囲気が存在します。
イベントに溶け込むためにそれっぽい服装を親友Mちゃんに相談しながら手持ちの服から選びました。
まずこちら。
ロング丈の白リネンのカーディガンを羽織ってズルズルのラインを作り足元にトレッキングシューズ履けばそれっぽい。
欲をいえばインナーが黒でなくて生成りとか白系だったら完璧だった。
後はできればストローハットだけど、持ってないから黒のキャスケットと黒の無駄にでかいリュック(SHIMANOのサイクリング用でおけ)。
しかし、自走で行くのでロングスカートは巻き込み必至のため却下。
最終的にはこれで行きました。
鈴鹿エンデューロのTシャツ(ガチなアウトドア感を表現したかったがオタクみ出た)とさっきのワンピをスカートだけ使ってビーチ感、ロードバイク乗るからレーパンとレッグカバー、温度調節のためGU×EVAブルゾン。インナーはモンベルの調湿するやつ。
これが結果的に完璧に空間へ擬態できてしまいしょっちゅう夫を撒いてしまいました。似た服装の人が多すぎてわからない!と怒っていましたが、わざとです。郷に染まって無私の境地。環境迷彩です。
ロードバイクは総走行距離が50km程度の予測だったので、久々にアレーで行きました。あんまり乗ってないから空気圧が5気圧ぐらいになってて申し訳なさを感じました…
さらにはうっかり携帯ポンプを忘れたので、パンクしたら即死亡でドキドキしながらの移動です。
到着した
人!人!人!人!
実際参加してみると半端ない。
みんなおしゃれです。クリエイターショップやおしゃれなカフェが立ち並ぶ天国。
ハンドメイドのものや、パン、ジャム、フルーツ酵素などを買う気満々でしたが最終的にはCAT'S ISSUEさんでシルクスクリーン体験しか物販は購入しませんでした。
目移りしてしまい、人も多く買うタイミングを逃してしまうおのぼりさん。
好きなデザインと色を選んで好きな場所に印刷するもの。
このまんまでも超可愛くて気に入っていますが、レースやビーズなどを縫い付けたり刺繍したりしようかな。
ようこそ酒クズども!無料配布のビールがあるよ!
はーい!私です。
体調を崩していたのもあり、1月以来酒という酒を一口も飲んでいなかった私への朗報。
ビールの無料配布。
どういうことだよ。ここは天国なのか。
〈香る〉エールって言いに行くとビールもらえました。
さすが天然水醸造。ほぼ水でした。3本もらい無配ビールでアルコールを賄ってしまいました。その分フードを色々楽しむことができました。
ちゃんと写真あるものが少ない。気分のよくなるお水だったから、ほとんど写真撮れてないや笑
会場が広すぎて回りきれない
とりあえず回りましたが、回ることしかできないくらい広く動員も多いです。
のんびりしたいのでほとんどビーチエリアにいました。
ダンボールハウス作ってたり、ゴミ?でモニュメント作ったり、夢みたいに面白い。
インスタ映えを意識した著者近影。つまりゴミに擬態。
擬態は完璧。夫の写真撮るのが下手すぎて腹が立つのですが、モデルが良くないので良くないコンディション同士のせめぎ合いです。
いつもはよれっとしてますが、今回は擬態ファッションが1つの目的でもあります。
最終的にモニュメント的なものは海に出航していました。
色んなところにライブステージやDJブースなどがある
冒頭の通り耳を悪くしてしまったのでアンプラグドでない音楽は聴けなくなってしまいました。しかし、良いアンプなら聴けます。さすが大イベント、アンプがめちゃくちゃ良いので気持ちよく飲みながら揺れることができます。
誰か知らんけどどこへ行ってもどのアーティストも踊れて楽しかったです。
ネバーエンディングビーチエリアが好きすぎて、ほぼこの辺にいましたよ。
もう一つの目的、間接的な身内周り
KANNON COFFEEの水出しコーヒーを飲むこと。
何を隠そうこちらのお店の水出しコーヒーのブレンドは親友Mちゃんの作品?です。
つまり、Mちゃんのコーヒー卸しているということです。
Mちゃんはコーヒーマニアのコーヒー屋さんです。昨年の水出しコーヒーもMちゃんのブレンドでしたが、美味しすぎて缶コーヒーのブラックとか飲みにくい口になってしまった。責任とって欲しい。
Mちゃん、今年のブレンドもおいしゅうございます。
かわいい型抜きクッキーつい欲しくなっちゃうけど、もったいなくて食べられないから我慢。
夕暮れも素敵
砂浜というロケーションが最高なのは時間帯によって雰囲気が変わるから。
照りつける夏の日差しが嘘みたいに太陽が沈んで涼しくなる砂浜。
どことなく花火する人たちがいたり、音楽は鳴り止まない。
アジアのナイトマーケットみたいに活気がある。
キャンプゾーンもあり夜は長い。ピラミッドみたいな建物はヨットハーバーの建物です。
さりげなく私が写っていますが、夫からも画像提供もらいました。天然水でいい気分だったのであまり写真がありません。
音楽も興味ないしお買い物するのが目的というフリマ感覚で行ったら、全然違った。
森道市場とは文化の集合体みたいな空間だった。
名残惜しく真っ暗になるまで過ごしてしまった。
綿密には23時59分まで会場にいることができたのですが、翌日自治会の恒例行事ソフトボール大会に出場しなくてはならず集合時間は朝7時45分の鬼畜設定だったので8時過ぎに会場を後にしました。
そしてソフトボール大会は雨天で延期になりました。
音楽に名前なんてないんだ
アーティストの名前もわからないし曲も知らないけど全然踊れる。楽しい。気持ちいい。
来年も行く(確定)
キャンプもしたいけど自転車で行けちゃうんだよなぁー。
普段ならこういうありがたいメッセージとか鼻で笑ってしまう意固地さがあるのですが、こういう場所ではけっこう良いかなと思ってしまう。
来年はもっと踊りにいくぞー。
帰路は暗闇
会場までは昼間、農道を中心に車通りが少ない住宅街の隙間をぬって走行するのですが街灯が少ないので恐怖のナイトライド(初)でした。
おまけに携帯ポンプがないので、乗り上げたりしたら即死亡。
車通りが多い道は車道路肩を高速走行、農道に迂回したら夫と並走して光量を確保しつつ走りました。
気候はちょうどよく涼しいので全く疲れませんでした。
お酒は飲んで何時間も経過してすっかり冷めているので、ロードバイクの運転には支障が全くありませんでした。個人差があると思いますが、350mlを3本ちんたら飲む分には私には全く影響ありません。
森道市場もう絶対バカにしないしネタにもしない
つわものどもがゆめのあととかもう言わない。
素直に楽しむ人になります。
あと、来年はもっとクオリティ高く擬態します。出演アーティストのTシャツを入手して着るなどの高度な感じで!