つーる ど 日常茶飯事

自分軸な自転車や趣味のログ。

便利な折りたたみ自転車を購入した

いよいよ自転車に乗る事が危険視されてきた

22週を過ぎてお腹が日に日に大きくなってきました。多分お腹だけじゃなく他の部位も全体的に大きくなってきています。

さて、少し強度の高い運動をかかりつけ産科医から許可されてから、自転車で約40km程の単独走行を成し遂げました。

※夫のサポートありなら妊娠後も20〜50km走行は何度もしています。

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2年前に購入したサイマプレミア現在の姿。走り込んだねぇ。

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こちらは2018年リニューアルモデル。街中で一度見かけた事があります。なんとなくシュッとした印象になっていました。

だったら普通にエスケープ買った方がいいかな。

これはママチャリ用途で、購入後2年間の走行距離はおよそ2500kmから3000km。タイヤはバースト寸前だったので交換しましたが、他のパーツもほとんど摩耗していて引退してもいいぐらいの状態です。

タイヤはサイクルベースあさひさんの在庫の関係で、初期装備のタイヤより若干細いものを履いています。クッション性が下がってふわふわの乗り心地じゃなくなりました。

さらに夫により一度仏式チューブ内蔵、アレーのホイールを流用したクリンチャー24Cタイヤに魔改造されましたが、明らかに改悪だったので戻してもらいました。多少坂道を登るようになったとて、だったらアレー乗るわって感じです。

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地元の掲示板で譲ってもらった可愛いセカンドバイクのスペシャライズド アレー。

これがママチャリ上位互換のポジションです。スタンドも付けて何につけても便利にしてあります。

この二台が気軽にその辺を走り回る用(片道25km圏内)の自転車です。

さて、もうお腹が圧迫して苦しい気がするので前傾姿勢が不安になってきました。

もっぱら時間はあるしということで、遅くてもポジション高めなサイマプレミアを安全第一に乗り回していこうかしらという方針です。

しかし、停止確認や無謀運転を一切しない安全走行を心がけていても自分以外の車や自転車の危険運転、はたまた危険歩行者もいてヒヤリハットがめちゃくちゃ多いです。

ノーブレーキで突っ込んでくる車、特に軽トラ老人、プリウス老人、軽自動車おばちゃんの危険運転率の高さ。本当に危ないから勘弁して!

車通りの少ない道を選んでいても、やはり走行距離が長くなるとリスクが大きく心配です。

そう、どちらかというと内省的に湧き上がる心配ではなく外部からの心配です。

家族から激しく心配されます

「車で行きなさいよ」

目的地に行きたいのではなく自転車に乗るために走りたい距離の先にある目的地を目指すだけであって、目的地に何かあるわけではありません。

つまり自転車で移動する事が目的であって、それ以外の理由は後付けです。

危ないから車で行ってウォーキングして帰って来たらと夫から提案されましたが、心臓が強いのでウォーキング程度では逆に血が脚へ溜まって浮腫んで立ちくらみがします。

脚を回転させたいのです。ジョギングでもいいですが、ジョギングはダイレクトな腹部への衝撃があるので勇気がなくて試せません。

zwiftもあるので室内でも脚を回すことはできますが、扇風機の風を感じても脳が死んでいきます。

アドレナリンを出したい…刺激がほしい…外の世界と触れ合いたい…。

そんなわけで、自転車で行くor車で行くの二択しかありませんでした。

そこにきて9月からの雨天確率の高さも災いして、体重増加はなおも加速。

秋雨前線が去ってからが勝負とばかりに意気込んでいたところ、折りたたみ自転車を買って車移動と組み合わせたらどうかと夫から提案されました。

折りたたみ自転車が欲しいです

元々折りたたみ自転車は欲しいと思っていました。

例えばブロンプトン。高級なやつ。レースとかサイクルモードとかで良く展示見かける。

ブロンプトン乗ってリンプロジェクトのウェア着ちゃうやつね!とか思う。

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メリット

おしゃれ、運ぶ時車輪付いてる、コンパクトに畳める

デメリット

高額、重い、盗難される、欧米ルール(地下鉄とか乗せるのに便利!)だから日本ルールに適用してない

そもそも、この価格を払ってまで欲しいと思わない時点でおしゃれ自転車好きじゃないので、自身がブランドターゲットになってない感じです。

次はこれ。GIANTのmr4。これ本当に欲しかった!残念ながら2017年モデルを以って生産終了。

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これは本当に大本命で絶対欲しい!と思ってたから残念。ピンチケだからGIANTって書いてあるだけで好き。GIANTのメーカー名もロゴもダサい派の人けっこういるみたいですが、私はなんてベタでわかりやすくかっこいいんだろう小5男子が夢中になるデザインみたいな感じで好きです。サンウェブだし。

メリット

かっこいい、スピードが出る、多段変速、ロードバイクと変わらない、パーツ交換が無限の可能性

デメリット

GIANT中間モデルのロードバイクと価格帯が同じ、スピードが出るのでブレーキがすっぽ抜けて危ない、小さいロードバイクだからもうロードバイクでいいじゃんってなる、9.9kgの重さが微妙、何より今更新品で手に入らない。

廃番になったということはそれなりに理由があるのでしょう。用途的にロードバイクと変わらないならロードバイクでいいでしょというのと、スピードの出る小径折りたたみは安全性に疑問視があるっていうところかしら。

私の中でmr4が買えないなら折りたたみ自転車もういいやーって思ってました。もうすでに自転車3台あるしねえ。

もしmr4が現地モデルで購入できるとしたら買いに行く価値はあると今でも思ってはいるけれど、だからと他のメーカーから折りたたみ小径ロードが出てるか調べるのも面倒なので深追いはしない。

ちょっと待ってよ、折りたたみ自転車と言えばあれがあるじゃない

ポンタくん!!!!

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ろんぐらいだぁす!で亜美ちゃんが、サイクルベースあさひさんぽいお店で購入した折りたたみ自転車。

ポンティアックと書いてあるのでポンタくんらしい。

だったらポンタくんほしーい。

当然、旧モデルなので同じものは手に入らないようでAmazonでも購入不可。安全性と保証を考えて中古は検討していないので似たのがあればいいなと思い、サイクルベースあさひさんへ。

夫推薦のOUTRUNK(アウトランク)

ポンタくんは控え目に言っても絶対入手不可と思っていたので、妥協条件は以下としました。

①車体が赤い

②ギアが三段以上

③タイヤは20インチ

ところが、夫が薦めてきたのはこちら。

サイクルベースあさひさんオリジナル折りたたみ自転車OUTRUNK(アウトランク)

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グッドデザイン賞受賞のおしゃれ自転車。

最大の特徴は折りたたむ部分がハンドルポストのみであり、持ち運びに便利な取っ手が付いていること。

カラーバリエーションは黄色とカーキの2色。

メリット

価格の割に軽量である(8.5kg)、乗ると意外に爽快感がある、おしゃれ、かわいい、価格が安い、フレームを折りたたまないので耐久性がある

デメリット

シングルギアなのでスピードが出ない、盗難されやすい、カラーバリエーションに赤がない、タイヤが14インチで小さい

 

赤くもなければタイヤも小さい!

 

条件に何一つ合わず渋っていたのですが、私は妊婦であってスピードを出す必要もないしスピードを出さない。ギアが付いてる折りたたみ小径車に乗るぐらいならロードバイクに素直に乗った方が快適、メインのTCRもセカンドのアレーもあるし、そこに小径ロードが来ても大きく用途の住み分けにならないという理由に納得して購入。

車に載せてみた乗ってみた

車に乗せてみたら、ちょっと愛車の車高が高いので持ち上げて載せる時に大変でしたが取っ手があるので持ち上げやすかったです。

男性なら8.5kgの重量もある程度の高さまで持ち上げることも楽々だと思います。なんせ何するにもお腹が超邪魔だから…。

とりあえず車に載せておいて気軽に降ろして乗ることができました。車から降ろす時も同様です。

ロードバイクだとタイヤを外して車に積むので組み立て作業がありますが(それでもそんなに面倒ではない)、組み立てたり分解する手間がない分アウトランクはさらに楽ちんです。

折りたたんだハンドルを立てて高さを調整し、同様に引っ込めたサドル位置を調整する。オペレーション終わり。

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なかなか可愛らしい。ポンタくんが良かったので赤にこだわってましたが黄色は好きです。

タイヤも14インチというと幼児サイズじゃんと思っていましたが、乗ってみるとけっこう爽快感がありました。自転車漕いでるーって感じです。

ケイデンスによってはスピードも出なくはないです。ただ、ハンドルポストが折りたたみ部位なので路面によっては若干ハンドルに不安があるのでスピードを出すべきではないモデルです。スピードはコンセプトに合ってないし。

速く走りたいのではなく自転車に乗って爽快に運動がてらポタリングしたい用途にはかなりマッチしていました。

また、8.5kgというロードバイク並みの車体重量であるというだけでもかなり価値があると思います。専用輪行袋があれば、余裕で手荷物として電車に持ち込めるのでぶらり一人旅にも最適。

今までは0か100という自転車の選択肢に中間が生まれたので、またしばらく自転車に乗る余地が生まれました。

安全な場所で安全なスピードで体を動かしたいと思います!

アウトランクを乗り回す私を見かけたら「減量(もはや体重管理ではなく減量指示寸前の域)頑張って」と温かく見守って欲しいものです。