つーる ど 日常茶飯事

自分軸な自転車や趣味のログ。

逆子治療の鍼を打ってきた〜逆子鍼治療開始〜

逆子が治らないから帝王切開の手術予定を組まれた

妊娠継続5か月目、つまり安定期に入ってからずっと産院のマタニティヨガに通っています。

月1回か2回です。

そこで出会った妊婦さんたちの半分くらいは逆子ちゃんだと言っていました。私はずっと、ふーんそうなんだー大変だなぁ、と気楽に聞いていましたが、いざ後期のふたを開けてみたら子は逆子でした。しかも割と頑固。

ヨガやってれば大丈夫となんとなく思っていました。

f:id:tamutamu83:20181213154604p:image

担当医の先生はそこまで切羽詰まった感じでもなく、ぬるーっと

 

「逆子ちゃん治らないねぇー。しかもへその緒首に巻いちゃってるからこのまんまかもねぇ。旦那さんのお仕事今からお休みとれるようにしといてね。」

 

と告げました。

私は茫然とそちら側へ歩みを進めていくイメージを抱いていました。

逆子だけではなく臍帯巻絡まで起きていたとは!

 

まさか私に限ってと思っていたので寝耳に水。臍帯巻絡の知識がなかったので絶望感と不安の中、逃げ込んだ行きつけのカフェで滑り込みモーニングを食べながらひたすら臍帯巻絡について調べました。

 

また、速やかに夫、母親、親友Mちゃんに報告して気持ちを落ち着けつつ頭を整理して今後について考えることにしました。

夫の速やかな行動

夫は連絡を受けて、会社の昼休憩の間にこちらを購入してくれました。

胎児超音波心音計です。

臍帯巻絡の場合、首が締まって死産という心配もあるので1日数回心音確認をして異常があれば即病院へ行くという対処をしようという感じです。

 

また、逆子鍼治療院をいくつかリストアップしてデータを送ってくれました。

ハラキリ宣告をされた私にとって、当日の実務行為というのはとても難しい事だったのでその日は全てをベンチして翌日朝イチから動き出すことにしました。

その夜、睡眠時なぜかよだれがよく垂れました。

鍼治療院に行ってきた

翌日の朝イチで電話問い合わせをすると、当日昼12時に初診で受付可能だと言われたので受診することにしました。

鍼治療自体が初めての体験で、しかも注射が苦手、なんなら先が尖ったものが苦手な先端恐怖症のケがあります。

金属光沢がある先端の尖ったものを見ると汗が出て、吐き気がして熱が出てきます。そのせいで包丁が持てず料理が苦手でしたが、一人暮らしが長かったので死活問題と克服できました。

裁縫針も最初はダメでしたが克服しました。点滴や注射は刺すところや先端を見ないで目をぎゅっと閉じてやり過ごすようにしています。

そんなわけで鍼治療に抵抗がありましたが、これも背に腹は変えられません。

 

妊娠したらゴールではない事を日に日に学んでいくのでした。

妊娠するのにも時間がかかりました。そして無事にお腹の中で育てていくのもたくさんのハードルを乗り越えなくちゃいけないし、そのハードルがどんな形をしていてハードルなのかどうかすらわかりません。

 

初産の不安は初産婦の時にしかわからないものです。簡単に「逆子は最後までわからないからね」とか言われるとそういうサプライズまじでいらんから(怒)みたいな気分になります。

 

ショックだし判断力も落ちているので信じられるのは医療従事者だけです。

そうは言っても、その医療従事者も気軽な感じなので受け止めるのに今しばらくの時間が必要です。まだ発覚してほんの数日なので正直なところ完全には立ち直れていません。

あと数日あれば素直な気持ちになれると思うのですが…。

 

さて、予約した鍼灸治療院はなんとも人気な治療院でした。

ひっきりなしに患者さんがやってきて、ひっきりなしに入れ替わっていきました。そして保険適用外診療がほとんどなのになんのそのという感じ。

緊張しながら問診票に記入し順番を待ちました。

初めての鍼灸体験

しばらく待つと名前を呼ばれたので個室の治療室へ行きました。

 

まず最初に問診があり普段の血圧などの情報や普段どんな感じなのか等を説明し、お腹を触診して子の位置を確認しました。

 

灸鍼治療自体が初めてなので、いきなり刺激の強い治療ができないので今日は血行を良くして体を温める導入的な施術をしますと説明され承諾して治療が始まりました。

 

まず脚の触診で、冷え性はないつもりでしたがなぜか足首周りだけ冷えていました。足の裏やつま先は冷えていなかったので、レッグウォーマーをしようと思います。

また、お腹は張っていないつもりでしたが少し張っているとのことでびっくり…。

 

お腹は置いといて足首の内側の辺りにプスッと針が刺さる感じがありましたが、痛くありませんでした。よかったー。

鍼治療で使われる針は髪の毛ぐらいの細さで、感触はあっても痛みを感じる程ではないとの説明を受けましたが確かに痛くなかったです。

針が刺さったまま、ヒーターのような機械で脚を温めてそのまましばらくお休み。

その後、足の小指にお灸を乗せて温めてまたしばらくお休み。

このお灸はいわゆる草に火をつけて燃やすようなものではなく、間接灸とかいう火傷しない(しにくい)お灸だそうです。

 

お灸が終わったら、右側を下にして横になりまたしばらくお休み。

そんな感じでした。

施術の間ぐにゅんぐにゅん動いていて、これはなんか効いてるんじゃないかという気になりました。

施術後の体調

なんとなくだるくて眠いようで、体がポカポカしてじんわり汗をかいていました。

しばらくだるかったのですが、浮腫がスッキリとれて体が軽くなりました。

仮に逆子が治らなかったとしても、こんなに体がスッキリするならいいなぁ。保険適用外で高いというのはあまり現実的ではないのだけど。

しばらく通ってみることにした

保険がきかないので負担は大きいですが、やれることはやろうと思うのと夫が協力的なのでありがたくしばらく集中的に通おうと思います。

 

運動も現在zwiftを毎日20〜30分、距離にして10kmから12kmくらいを回しています。

それをスプリントはかけない、野良レースを買って勝負しない、終わったらしっかり休むというルールで体を疲れさせないようにしようと思います。

負けず嫌いなので、抜かれたらある程度追いかけたくなってしまいますがあくまでも体力や筋力の維持、有酸素運動で胎児に酸素を送るためにやるマタニティエクササイズですからFTPレーニングではありません。

相変わらずお腹は痛くないのですが、確かに周期が進んで下腹部が張りやすくなっているような気がするようになりました。

鍼灸院でも運動はしてもいいけどその後しっかり休んでくださいと言われたので、母体に体力があるというのも許容範囲を超えてしまいがちなので考えものだなぁと思いました。

健康で体力があっていいねと言われ続けているマタニティライフですが、果たして母体に体力がありすぎて子が疲れているかもしれないという事実に対してどう折り合いをつけていけばいいのかというのがリアルタイム感覚です。

 

正直これでも運動ができなくてフラストレーションが溜まっているぐらいです。

まとめ

冷えを舐めない。

運動したらしっかり休む。

以上。

逆子が治らないと自慢の体力の見せ場もなく終わる。