逆子治療の鍼を打ってきた〜2回目〜
逆子治療の鍼を打ってきた2回目!
本当は毎日の方がいいと言われたけど、初回の治療翌日にマタニティヨガがありその翌日が2度目の鍼灸治療という流れとなっています。
ブログの更新的には時系列はめちゃくちゃです。
さて、2回目です。
今回は担当の先生が別の女性でした。
開口一番、
「ロードバイク乗ってますか?」
でした。情報が引き継がれています。
さすがの私でも、これはロードバイクに乗ったらまずいやつだということは薄々気が付いたものです。
新事実がどんどん発覚する毎日
逆子宣告からの毎日は新事実がどんどんと発覚していきました。
まず、逆子であるだけではなく子の首にへその緒が巻きついている事。
次に体重管理に健闘しているという事。
そして今回わかったのは、母体が小柄だという事です。
こ、小柄かぁ⁉︎
身長160cmです。そういう意味ではないのかもしれませんが…どういう意味なのか聞けば良かった。
母体である私の体が小柄でそれに比べると子は標準サイズと言っても母体にしては少し大きい的な意味合いのことを言われました。
病院や機関によって基準は曖昧なんだなぁという体験をまさにした感じです。
しかし31週目で8kgほど増加していますと告げるとそれはちょっと増えてますねと言われたので、いよいよどういう意味で小柄だと言ったのかわかりません。
私は小柄です。誰かなんと言おうと小柄です。そういえばお腹がそんなに出ていないので、小学生の子に「本当に赤ちゃんいるの?ただ太ってるだけの人みたい!」と言われました。
この時期の妊婦にしてはもしかして痩せているのかもしれませんが、ただ太ってるだけの人というのはさすがに失礼かなと思います。
産んでから見とれよ。
逆子治しの方針
二度目の診療ですが今回クリティカルな説明がありました。
首にへその緒が巻きついている以上、エコーで見ながら施術する訳ではないので無理に回転させると首が絞まって死産になる危険が伴う。
そのため、お腹の張りを取って子ちゃんが自発的に回転しやすい環境作りをしていくということになりました。
暗にリスクが大きいケースなので逆子治しの治療はしませんよ、と言われたようなものです。
そんなにお腹張ってるのか?全然自覚もないしお腹痛くないのに。
そしてまたロードバイクにどれだけ乗っているのか聞かれたので答えました。
現在の私の運動状況と体調
週に4から5日、室内サイクルトレーナーでロードバイクを平均時速20km/hほどに落として(ちょっと盛って17km/hで申告しました。怒られるかなと思って。)20分から40分のレンジで乗ります。
距離にすると最低10kmから16km程の距離を走ります。
この運動に対して、著しく疲れることもないしお腹も痛くなりませんというように申告しました。
以前に比べるとかなり運動量も運動負荷も落としています。
本日の担当の先生は、正直この週期の妊婦さんの運動負荷からいうとかなり強いという事を言いました。
多くの同じぐらいの妊婦さんは、普通に日常生活をしていても息切れがしたり疲れてしまってそこまで動けないらしいです。
私は全く疲れません。息切れも平地を歩くくらいなら全然しませんし、胎動が強くて痛いとか30分以上歩いてしまったから自発的に少し休むぐらいです。休むと言っても数分椅子に座る程度で、ウィンドーショッピングならまたすぐに歩き出します。
何故って、疲れないしお腹がおかしいという自覚がないのです。
時間がたくさんあって、家事を一通りしても時間が余るので体を動かしたり何か作業をしたりします。横になって安静にするというのがなんだか申し訳ない気になるのです。貧乏性なのです。
とりあえず、ロードバイクしばらくやめましょうとの事でしたのでしばらくやめることになりました。
しばらくやめたところで、おそらく一般的な妊婦さんよりはるかに体力は上回るのでお産の体力は心配ないから今はお腹の子の環境を整えましょう、とのお言葉でした。
たしかに。
全盛期に比べたら今の体力なんて全然だめで、せっかくのフィジカル貯金がどんどん切り崩されていくのがとってもストレスでした。
しかし、これも仕方ありません。自己流でだめだったのですから有識者の言うことを素直に聞いてみるのも1つの選択です。
鍼を打つよ
今回は前回と同じ足首の内側と、新たに腰に鍼を打ちました。
お灸はありませんでした。私は寒いのが苦手であったかいのが好きなので、お灸で熱せられるのを楽しみにしていたのですが今回は無くて残念でした。
鍼を打ってお休みした後、最後のお腹の触診でさっそく子が動いているのを確認した先生は
「今日は左を下にして休んでください」と前回とは逆の指示をくださいました。
まだ本当に落ち着く気がない我が子です。
いよいよアイデンティティを失う
ロードバイクを失ったら日々のアイデンティティを失うような気がします。
この週期まで前傾を取れる時点でお腹が小さいのかもしれませんが、子は大きいようですし困惑が溢れ出します。
夫は「怠け者なんて思わないから休んでくれ」と言ってくれます。
どうしても、実家にいた頃の住み込み丁稚奉公生活の癖が染み込んで元気なのに横になってダラダラするということが悪のように思えて仕方ありません。
母は悪くないのに母だけがいつも謝ってくれます。
ロードバイクは趣味の事なので人のためにやっていることではありませんが、何かやらなくちゃという気持ちの中でぴったりの代償行為であったことは間違いありません。
今後出産日までの精神はどんなポジションになるのでしょうか。
いよいよ、マタニティハイという愛に溢れたマウンティング妊婦と出会い頭衝突事故しませんように!と強く願う他ありません。
でもまあ、おそらく大概のマウンティング妊婦よりフィジカルは強い事はこれで間違いなくなったのでいざとなったら闘気だけで制圧します。
産後見とれよ!目にもの見せてくれるわ!!
くさくさです。気持ちがくさくさしてますわー。ほんと、死産とか危険とか言われると気持ちがダークサイドに落ちていくわー。
趣味も奪われ寝たくもないのに横になってぼーっとするなんて苦痛です。
それにしても、もっと危険な状況で入院して絶対安静という妊婦さんもいらっしゃいますから贅沢な悩みなのかもしれません。
メンタルの強さや許容範囲は人それぞれ。私にはけっこうしんどい出来事なのです。
そんなこと大したことないって、案ずるより産むが易しと思うかもしれない。
まだ産んでないから易くない!かなり案じてますっ!!!!!
まだ産んでないから私子どもだもん、怖いもん知らんもん、不安だもん、やだやだやだやだー!
…定期的に取り乱して真顔です。
施術後、さっそく子が移動する
う、動いた…。
おそらく回った。このままの位置を維持してくれたらいいのだが。
先々月、マタニティヨガで出会った方がこの当日に帝王切開手術ということで前日の入院時から暇つぶしがてらの報告がありました。
彼女の場合逆子体操も苦しくてお腹が張るだけで全く動かないし、もうここまで来たらと腹をくくったらしいです。
私はまだ余地があるので、もう少しだけやれることをやろうと思います。
そのやれる事がまさかの安静。
盲点中の盲点。
私そんなに動き過ぎでしょうか…足りないくらい、怠けてると思っていたからさらにまた少し悩んでいます。
やれる努力はなんでもやりたい。でもその最大の努力が安静にする事というパラドックスになぜかとても苦しさがあります。
何もしない方が良かったのか?逆効果だったのかというジレンマです。
修羅になり過ぎている自分を止められない
家族が必死に頑張る?私を全力で励ましてきます。
最初はなんで逆子なの、大丈夫なの、鍼なんて、と言っていた母も「無理しないで、帝王切開でもいいじゃない。休みなさい」と言い、夫も「鍼は通えばいいけどダメでも全然構わないしむしろ帝王切開の方が母子ともに安全性が高いから無理しないで休んで」と言ってくれます。
正直これ以上休んだらつらいです。
働いてるママから遠回しに私は暇に慣れてないからとか無自覚な嫌味をぶつけられた気がしていたところなのです。
とにかく修羅、鬼子母神です。メンタル面でもしばらく本気で休んだ方がいいのかもしれません。