断捨離したら幸せになった体験談
心身に疲れが溜まっていると感じる時、疲れと同じぐらい物や約束や用事などが溜まっていると思う。
そういう時は、不要なものを処分してしまうに限ります。
春頃に大規模な断捨離を決行しました。その後、かなり人生が楽しくなりました。
その時に描いたまんが。
この時にフリマアプリで不要品を販売し、ひと月余りで10万円程の売り上げになりました。
この時は毎日何か出品して何かが売れている感じでした。
売り上げもさることながら、新品で購入した物たちの合計金額から言えば何分の一なんだろう…とは思ったものの、購入して満足したならそれはそれだけの価値があったのだと納得して手放しました。
もったいなかったと後悔するのではなく、お役目終了ありがとうと手放す感覚をこの断捨離の時に身につけました。
幸せとはお金がある事でも、次々と欲しい物を手に入れる事でも、反対にミニマムに暮らすことでもないと私は思います。
今自分の心身が一番ベストな状態であることを究極の幸せだと定義しています。
それには、確かに断捨離は必要なアプローチのひとつです。
①不用品は不要品
使わない物は必要ないもの。
あったかなかったかなんて言うレベルのものはいらない。
あってもなくてもいいならいらない。
場所を取ってとても邪魔です。
②部屋が散らかる
物が多いと部屋が散らかります。
雑情報が多いと心が乱れてしまいます。好きなものに囲まれているならまだしも、そうでなければ病気の素です。
③目に入ると脳が動く
いつも目に入るものは脳の容量を奪います。
例えば、別れた元恋人からもらったプレゼントなどを見えるところに置いていたらあれこれ思い出してしまいます。
辛い気持ちやもやもやしたマイナスな感情が生まれるかもしれません。
Yちゃん(過去記事、昨日分参照)が別れた彼についての話をしてくれた延長で、写真を全部消したと言っていました。
2人で写った写真は自分だけ残した加工をして元恋人の痕跡を消したそうです。
自分のあの時のコンディションはどうだったっけ?というのを確認したい時のために、自分の写真は残しておきたいそうです。
そのスタンスが中々パンチ効いてていいなと思いました。
ともあれ、この選択が功を奏して別れた直後はこの世の終わりと大荒れで食事も取れず睡眠も取れずだったようですが、徐々に回復してきたそうです。
目に入る情報は影響力が大きすぎるのです。
私がおススメするのは、フリマアプリでで元恋人からのプレゼントを売ることです。
【元彼】とフリマアプリで検索するとオーソドックスにアクセサリー類が多く見つかります。
世の男性はアクセサリーを女性にプレゼントする事が多いのですね。
この記事を書くために検索をかけたところ、異彩を放つ出品がありましたので是非ご覧ください。
かなり明確に商品情報が書かれており、さらには売れなかったら質屋へ持っていくというパワーワードに感動すら感じます。
是非どなたか買ってあげて欲しいです。体格が近くて趣味が合う方が見つかりますように。
この方もおそらくは、このジャケットを手放してから本当に元恋人との思い出を手放せるのでしょう。
以降は私の体験上、手放すとハッピーになるものを紹介していきます。
【断捨離で手放すといいもの】
①過去の趣味のもの
愛情の惰性と投資額の大きさから手放すのを躊躇してしまう趣味のものは、手放すとかなり大きなハッピーリターンがあります。
私にとってはオタクグッズです。
若かりし頃に着用してきたアニメやアイドルの衣装などのコスプレ衣装を処分しました。
場所を取っていたので単純にクローゼットがスッキリしたのに加えて、もう33歳でアイドルやJKキャラはさすがに厳しいんじゃないか…という若さを引きずる事を辞めました。
自分が満足して納得するなら年齢は関係ありません。しかし、私は限界を感じてしまいました。そもそも何年も前から放置したままな上、すっかり太って着れないのですからいい機会でした。
欲しいと思った方にお譲りできたので、おそらく黒歴史も成仏していったと思います。
手放した後、私は新しい趣味のロードバイクに思いっきり打ち込む(注ぎ込む)事ができるようになりました。
手放して空いた物理的、精神的スペースに新しい風が吹き込む感じです。
手放したからといっても趣味や好きな気持ちが喪失したわけではありません。
楽しむスタイルを変えただけです。
②過去の手帳
何より絶対見返さない。過去の情報と未来の情報なら未来の方が重要、そのためのスケジュール管理なのだから。
メモ欄にある重要なデータのみ書き写すなどして捨てていくべき。IT管理している方はその方がいいかもしれませんが、逆に精神的な不要品になる可能性があります。
必要な期間、今年のものだけが手元にあるのが健全です。
③洋服
着ていない洋服は単純に邪魔です。
趣味が合わなくなった服もお役目終了しています。過去の自分を美しく、素敵に、或いは快適にしてくれたことで原価は償却されているから安心してください。
可愛かったけど可愛すぎて着れないという信じられない理由で着れなくなった服も、フリマアプリなら売れます。
フリマも運が良ければ売れますが、フリマのお客さまはあまりマナーがよろしくない方もおられる上拘束時間が長いのでフリマアプリはとても便利です。
よくMちゃん(過去記事、昨日分参照)と売れた!とか出品したと話しています。
売れると労い合うジョイフルハッピーな世界です。
あまりに売れないものは、欲しい人がいればあげたり「二足三文で捨てる」という隠語でリサイクルショップに引き取ってもらったりします。
クローゼットがスッキリすると、新しいコーディネートに挑戦したい気分になり今時の洋服を増やす事ができます。
自分もアップデートできるような気がして、突然気分が良くなります。
④画像データ&SNS
スマホのフォルダの中にあるいらない写真は捨てます。
スマホの容量を奪われるだけです。
特に食べ物の写真はいりません。
写真を見返す暇があったら、またその食べ物を食べに行ってください。それが人生を豊かに楽しく生きる真理です。
実際の体験より素晴らしいものはないのです。
実体験といえば、Twitterを完全に引退しました。情報が多すぎて疲れる上、情報に左右されるようになって常に最新の情報を知っていないといけないような神経症になっていました。
辞めた時は指先がスクロールできなくて寂しくソワソワしましたが、今は情報がなくても気になりません。
要所ではMちゃん始め友達がダイレクトに情報をくれるので困りません。
暗黙の前提条件として情報が必要な人間関係は仕事以外ではストレスそのもので優しくありません。
それは友達ではないと思います。
Twitterを辞めたところで、友達が誰もいなくなったなんてことは全くありませんでした。
羨ましいと思わせるのも疲れるし、思わされるのも疲れます。だから辞めました。
FacebookよりもTwitterの方が匿名で雑多なだけ疲れが大きいです。ただしFacebookの方が意識高い系アピールが強く別の疲れはあります。
しかし、まだ耐えられる範囲です。
Twitter→暴力的、排他的
LINE→陰湿
Facebook→意識高い系、良い人アピール、家族アピール
見て見てーしたい気持ちは私もむちゃくちゃ有り余る程あるのでわかります。
しかし、ブーメランが返ってきてとても傷つくので辞めてスッキリしました。
日記的なログは残したいのでブログを始めたという感じです。見たい人は見ればよいという気持ちです。
悲しいかな若い頃に比べるとどんどん色々なことを忘れていくので、書くことを通して固着したいという気持ちもあります。
リハビリ、デイケアです。
⑤元恋人からもらったプレゼント
ぬいぐるみ、バッグ、アクセサリー、洋服、色々あると思いますが基本的にネガティブな気分になるなら全て処分すべきでしょう。
私は捨てられない女だったので、見たくはないけど捨てられないとどこか見えないところに押し込んだまま忘れてしまうパターンでした。
先日片付けをしていてうっかり見つけてしまい、具体的な思い出のほとんどを忘れているのにも関わらず若かりし日のドープな気分を思い出してしまいました。
ノリでメルカリに出品したら売れました。
なんだか呆気なくドープな気分が終わり、今を生きています。
若かりし日の過ぎ去った思い出、すでに形のない記憶すらないドープな気分すら吹き飛ばす凄い方法を知ってしまいました。
こいつ何を売りやがったと検索されたら困るので何かは公表しませんが、1,500円ぐらいになりました。
1割メルカリに上納しましたので、最終的には800円程が手元に残りました。ドープな気分の価値は時価800円です。
⑥つまらない見栄
つまらない見栄など捨ててしまえば良いのです。必要以上に見栄を張るのは、もはや嘘つきです。
嘘つきは泥棒の始まりです。
泥棒にならなくとも、犯罪を犯す人は嘘つきが多いです。「そんな犯罪はやってない」って言いますから。
人と比べてもいいことはありません。年と共に人と比べる事が少なくなり、気分が乱気流に巻き込まれなくなりました。
前提条件が違うのに他人と比べる事なんてはなからできません。
心身共に安定である事の方が、よほど地球環境に優しいのです。
過去の自分なんてもとよりいません。要らないものを手放して誰かがそれを欲してくれるなら物も成仏するでしょう。
でもすぐに物が増えます。
早く使いたいです。