つーる ど 日常茶飯事

自分軸な自転車や趣味のログ。

フィッシュマンレースin焼津大井川港に参加してきた②

初心者には補給すらしんどいというところから。

前回の記事では、初心者はレース中の補給すらしんどいというところで中途半端に終わりました。

初めて参加したレースは4人チームの2時間エンデューロ、補給いらず。

2回目のレースはスズカエンデューロ8hソロ、補給のためにレストランへ行ったエンジョイレース。

3回目の今回はいよいよちゃんとせな!というところ。

 

風向きが変わり始める。

試走の時にはそよ風だった風力も、10周を過ぎた頃から強い向かい風に変わり始める。

私も夫もホイールのリムハイト24mmのオールラウンドタイプ(dura-ace c24)を装備しているので、風が吹いてくると弱い。

平坦、無風を想定してきたので暗雲が立ち込めてくる。

そもそも私は風にめちゃくちゃ弱い。気持ち巡行が遅くなり体力が削られだす。

しかし周りを見てみるとみんな苦しそうだったので、なんだか元気が出てきてチャラになる。

ロードレースはメンタルのスポーツと言うが、まさにメンタル負けしなければ走りきれるのだと思う。ソースは私。

 

途中で追い抜くも

焼肉部の集団に追いつき、まさかの途中で追い抜くもKさん奥さんにまた数周回後に颯爽と抜き返される。

後で聞いた話だが、我らが焼肉部集団を抜いたあとに私の後ろに付いてしばらく脚を休めていたらしい。

さすがだ!私そんなテクニック全然ないよー!

ロードレースはメンタルのスポーツ、そして計算や準備、マネジメント部分も非常に重要なのだ。

ゆくゆくはそうなれるようになりたいと思う。

 

エネルギージェルが足りない、水分が足りない。

周回を数えていなかったのと、時速的に4時間走り続けなければ間に合わないと思っていたのでとにかく走り続けた我々。

終わりから2周目、水分を取ろうと目線を下に落としたら最後ホワイトアウトし目眩で落車しそうになった。

スピードを落として立て直したが、水分が足りなくなっていた。この時点でボトルのアクエリアスはすでになくなっており、本当は1本まだ残っていたが手探りでみたところエネルギージェルも見つけられず残す体力に不安という状況であった。

ピット付近を通りすぎる頃、実況ではあと20分と言っており早ければ3周目、普通で2周ゆっくりで1周目安と丁寧に伝えてくれたので2周を目指すことにした。

このペースがほぼ完璧で、2周目にピット横を通る時にはちょうど4時間のカウントダウンをしていた。

4時間完走し、結果。

周回数を余分に回っていたことがわかった。

実況は4時間エンデューロのもので、100kmチャレンジはご勝手にという状況だったらしい。

結果、

 

5位 / 7名

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上位3名はプロってことにして、実質2位だーやったーってことにしておいた。

名前を伏せたところでリザルトは公式サイトで実名公表されているのであんまり意味ないですが、念のため。

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こちらがリザルト。

私は5位なので上から5番目です。なんと、7人のうち1人はリタイアしてしまったようです。たしかに風も出ていて過酷なレースでした。

 

3時間37分で100km走りきっていたので、ラスト20分の実況の時にやめても良かったという感じでした。

懸念していた巡航速度も良かったようで、27km/hキープできていました。

 

私はどちらかというとスプリントが速いわけでも登りに強いわけでもエースというわけでもアシストできる程でもありません。

ついて走るのは得意という、ルーラータイプの脚質だと思っています。

平坦長距離を走ったことがなかったので自分がどんな局面に強いのかなんてわかりませんでしたが、平坦なら同じペースで走り続けることができるということがわかりました。

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グラフだとこんな感じ。

やはりスタート位置が悪かったので最下位スタートしています。

そしてラップタイムにほとんどばらつきがありません。

1周目はパレードランの分があるので少し遅いのは仕方がなく、疲れが出た後半のタイムロスもほとんど問題ではない程度です。

 

ただ、1位と比べると一周あたり2分タイムを縮めなければ追い抜くことはできません。

そしてもしそれが可能ならば、おそらく私は国内レース女子の部で名前を轟かせる選手になるに違いありません。

歴1年の初心者が練習ができなかった上、体調に波があったことを考えるとまずまずの成績だったなと思います。そしてとっても楽しかったです。

 

数日間は大食漢に。

カロリーを消費したせいか、翌日より3日程食べても食べてもお腹が空く感じでした。

 

心残りの鍋の振る舞い。

4時間走りきって、鍋の振る舞いをもらいに行こうとしたらなくなっていてもらうことができませんでした。

海鮮が食べられることを楽しみに走ったのでめちゃくちゃがっかりしました。

それだったら、昨年10月に参加した渥美半島ぐる輪サイクリングの方が親切でした。十分なエイドステーションに、十分なアサリ汁の振る舞い、十分な屋台。毛色が違う大会なので無理もありませんしお祭り気分で来ているのは私くらいなものでしょうから我慢しました。

 

顔から塩が取れた。

よく汗が乾いて塩の結晶化してる塩田みたいな人を見て、すごいなーめっちゃ汗かいとるやんって思っていましたが、顔を触ったらボロボロ塩が取れました。

私の人生で体から塩が取れた経験は記憶になく、やってやったんだ!という妙な充実感がありました。

塩が出て何故か嬉しい気分です。

 

レースの反省

やはり、装備が足りない。

リムハイトが高いホイールが欲しい。でもお金ないから買えません。安いホイールはそれなりだから、イメージするパフォーマンスをしてくれるホイールなんて高いに決まっとる!

60mmとかで走ったら多分もうあと10分くらいタイムが縮みそうな気がしています。あれ、言い過ぎか?

 

ディープリムホイールを履いて、体重をあと5kg落としたら20分はカットできます。

お金があれば装備は強化できますが、体重は…⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡!!

いや逆に減量はお金かからんから頑張れとか言うのよねーーー!

 

しかし、体重も適正な体重があって以前闇雲に減量したらスプリントが遅くなったことがありました。体重に合わせた走り方の癖みたいなものがあるのかもしれません。

回して痩せればそんなこともなくなるでしょうけど…。そんなことできたら優勝してるわ!

 

途中は風も出てきたので先行逃げ切り型の作戦の方が良かったのかなとも考えましたが、そもそもスタート位置がエンジョイなのでもっと前に行かないとだめかなぁ。

全ては恐らくですが、女子6位、7位選手と同位置くらいでスタートしていたらもっと引き離せたんじゃないかなと。どこにいたんだ???

 

 

次回レースのエントリーは

まだ。

グランフォンドKOMOROと安曇野センチュリーライドに焦点を合わせていたのですが、体調面での不安という事情があってエントリーできず。

大声で言うことでもありませんが、人間って致死率100%なのでライフステージとして体調が悪いこともありますでしょう。

しばらくレースは出ず、ツーリングばかりになるかもしれません。

焼肉部も始動しそうとのことだったので、美味しい焼肉目指して頑張りますってことでレースお疲れ様でした♪ ♬ ヾ(´︶`♡)ノ ♬ ♪

 

焼津また行きたいなー。

お刺身が食べたかった。